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D-28 [Martin]

この連休中皆様は何をなさっているのでしょうか?

サッカー天皇杯も始まり,観戦で忙しいとか。
仕事の残務整理とか。

ギターを持っている人は,この休み中にしばらく触ってないギターをケースから出して陰干ししたり,弦を張り直してみたり,ちょっとした調整なんかしている人が結構いるんじゃないでしょうか。

今回はキング・ニッパチことD-28です。

090919_2311~02.jpg

1981年製。
個体数の少ない80年代物です。

一番は83年物との噂もありますが,概ね80年代前半のものは良いと思います。
後半のものは触ったことがないです…。
アコギが売れない時代だったので,職人がヒマだったからと言われてます。
本当でしょうか?

28の何が良いかというと,全ての基本がここにあるということではないでしょうか。

シンプルで飾り気がないデザイン
小さい音から大きい音までスムースなこと
ドスンという低音
レコードで聞いたことのある中高音
ギター全体の振動などなど…

すごいなあと思います。

有名なモデルですから,私が述べるべきことはほとんどないでしょう。

ところで,D-28については,結構弦高をベタベタに低くしている人もいますが,これは12Fで約3ミリ程度の弦高にしてあります。
この位の高さが鳴りと弾くことのバランスがいいように思うからです。
もうちょっと高くするともっと鳴るんでしょうが,弾きにくいです…。

低くすると弾きやすくなりますが,この鳴りはなくなりますね。
Dって,OOOやOMの音量不足を解消するという目的で設計されたギターですよね。
だから,こういうもんじゃないかなと思うと,このまま使おうという気持ちになります。

あるプロの人も「D-28は弾くのにパワーがいるんだ」と言ってました。
このテンションの問題ときちんと鳴らすのに力量がいるって事なんでしょうか。

さて,ご存知だと思いますが「マーティンD-28という伝説」という本があります。


マーティンD-28という伝説 (エイ文庫 (025))

マーティンD-28という伝説 (エイ文庫 (025))

  • 作者: ヴィンテージ・ギター編集部
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2003/03/10
  • メディア: 単行本



マーティン・ファンのみならず,全てのアコギ・ファンにとっては必携の1冊です。

しかし,こういう本読んでると,本当にギターバカっているんだなって感心しますね…
もちろん,こういう本を買う人も含めてですけど。

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